「AIR」のBlu-ray Disc BOXはSDマスターのアプコン
ポニーキャニオンより11月1日に発売が予定されている、現状国内唯一の発売日がアナウンスされているBlue-ray DiscタイトルTV版「AIR」の内容は、実はSDマスターからのアップコンバート版であることが、アニメの公式ページで発表されたそうです。
実際、この作品はBS-iでの放送時はSDでマスターが作成されたらしく、放送もSDマスターをアップコンバーとした形だったそうな。映像その物が非常に良くできているだけにちょっと残念。いくらアニメに特化したアルゴリズムを使ったアップコンバートしても本物には叶いませんて。
んー、本機で買おうかどうしようか(現状、プレーヤーの候補はない)悩んでいた側からするとガッカリ。
新作のオープニングはHDマスターで作られるそうですが、それだけでは購入への請求力は弱いですねぇ。
現状、自分の物ではありませんが、手元にESOTERICのUX-3SEがあるので、DVDを購入してそのプレーヤーから取り出した信号をクオリア001やアンカーベイのVP30などでアップコンバートした方が画がキレイかもしれません。
ただし、PIONEERがかつてのDV-S9クラスのプレーヤーを投入してくれば話は別ですけどね。
日本国内で秋に販売されるBlue-ray Discプレーヤーは米国盤の同種ソフトを再生できることが正式に決まったそうです。
DVDの世代にはリージョンコードの関係で、米国盤と国内盤は同じプレーヤーで再生することは難しい物でした。次世代ディスクではBlue-ray Disc、HD DVD双方で、国内販売のプレーヤーでも米国盤が再生可能となり、映画ファンの嬉しい悲鳴が聞けそうです。もちろん、それは映画ファンに限ったことではないと思いますが。
規格争いの一方で、こう言ったところはDVD世代よりも改善されましたね。
不要コンポーネントを省いたWindowsのインストールCDを作成できる「nLite」
自分の環境に合わせたWindowsのインストールCDが作成できるフリーソフト。
対応バージョンは次の通りです。Windows 2000/XP/Server 2003/XP x64/Server 2003 x64といわゆる2000以降のNT系Windowsに対応しています。
このソフトの便利なところは、例えば自分の設定に合わせたフォルダオプションや、ユーザー設定などを予めカスタマイズしておき、それがそのままインストールCDに反映させることが出来る所です。
さらに各修正プログラムを予めローカルフォルダに保存しておけば、それら修正プログラムが適応されたWindowsがインストールできる点も便利な点です。合わせて、プロダクトキーやユーザー名なども記憶させた置けば、実質的に自動OSインストールCDが作れます。
以前にチラッと書いた「ハイビジョンテレビ」の統一呼称は結局決定されないまま、調整が終わったそうです。
分かっている方にはなんの問題もありませんが、一般の方々には混乱させる原因となるでしょうねぇ。
次世代DVDの規格争いもそうですけど、そうした争いの中心にあるのは常に企業の利益であって消費者の利益ではないんですよねぇ。
まぁ、規格争いによって発展したVHSとベータの例のありますから、一概に悪いとは言えないのですけど。
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